液状化(えきじょうか)
地下水を含んだ粘性の少ない砂質地盤が地震等により繰り返しせん断荷重を受けた時、地盤粒子が安定な密な構造配列になろうとし、間隙水圧が上昇し地盤が液
状化する現象であり、土の有効応力が減少して地盤の支持力を失う。一度液状化が生じた地盤ではそれ以下のせん断力が作用しても、液状化は生じにくい。
液状化を起こさせないようにするには地下水位を下げるか、地震時の間隙水を抜くためのドレーンを設ける方法、地盤の粘着力を高めるための地盤改良などがある。
副都心(ふくとしん)
都市は単一の核も持った同心円状の構造から発達してゆくことが多いが、人口集中、多種諸機能の集積、交通機関の発達等により、都市が巨大化してくると、郊
外の居住地域と都心部がしだいに離れてくる。郊外に居住する人々が都心で消費需要が満たせなくなると、交通結節点であるターミナルを中心として、買物街、
娯楽社交街、飲食店街ができる。これらのうち巨大化したものが副都心である。したがって本来、副都心にはビジネス機能はないが、我が国においては、副都心
下水道台帳(げすいどうだいちょう)
下水道法では供用開始によって第10条の排水設備設置等の義務を課すことになる。従って義務を課すに足る基本として行政にも下水道台帳整備の調製保管が義
務付けられている(下水道法第23条)。公共下水道管理者等は、公共下水道台帳等の閲覧を求められた場合、これを拒むことはできないものとされている(下
水道法第23条3項、第25条の10、第31条)。下水道台帳は、下水道の施設の敷設箇所、構造、能力等を的確に把握し、維持管理を適正に行うため、調