飛地(とびち)

一つの地番区域の中に、他の地番区域の土地
割り込んでいる状態をいう。これら飛地については、明治初年の地租改正の際、「甲村ノ地所乙村ヘ飛地セシ分ハ両村熟談ヲ遂ケシメ乙村ヘ属地ニ組替セシメ若シ熟談ナリカタキモノハ地引絵図中ヘ色分ヲナシ地番号ハ甲村ノ末番ニ附着スヘキコト」(地租改正条例細目3章2条)と、飛地をできる限り整理解消しようとした経緯があったが、地方によっては今なお多数存している。

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