新年のご挨拶~創立50周年を迎えて~

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
東京都測量設計業協会の会員並びに関係団体の皆様におかれましては、益々のご盛栄のこととお慶び申し上げます。
今年につきましても継続と挑戦をベースに協会運営を推進していく所存であります。

さて、安倍政権発足から2年が経過し、昨年末に「アベノミクス解散」、そして総選挙が行われましたが、”アベノミクス”の成果については、公共事業の上流に位置する私ども測量設計業界も引き続き注視していく必要があると感じています。
先ずは2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催も控える中で、公共施設のメンテナンス等様々な事業も予測されるため、関連事業の予算化、発注を要望していきます。

また、昨年6月に改正品確法が施行され、9月にはその基本方針も示されました。
間もなく運用指針も作成されますが、ここで示された「担い手の確保・育成」、「適正な利潤の確保」は発注者の
責務となっており、協会としても、各発注者におけるこれらの着実な実施、運用に向けて、関係機関と意見交換を
続けていきます。

更に昨年は災害が多い年でしたが、我々は災害復旧・復興の担い手としても重要な責務があります。東測協では、東京都と災害協定を締結し、安全・安心、強靱な首都東京を支える役割を担っており、今年は具体的に対応できる体制を強化していきたいと考えておりますので、引き続き東京都港湾局・建設局と災害時連絡体制等の詰めを進めてまいります。

そして、各種団体や教育機関等とも連携しつつ、技術講習会の開催や様々なイベント等の企画、協力、支援等、協会役員・関係者一丸となり努めて参ります。
行事関連としてはご承知の通り、東測協が今年2月に設立から50年の節目を迎える事が出来ました。通常1月に行われている新年会を2月6日(金)に50周年記念行事として行います。

協会発足以来、活動を支えてこられました諸先輩役員そして会員の皆様、更には事務局の皆様の御努力に感謝し東京都をはじめ国土交通省の幹部を招き、記念行事・祝賀会の催しをさせて頂きたいと思っております。そしてこの協会が次の60周年に向け、更には業界全体の発展に尽力していければ幸いと考えます。
会員各位におかれましては引き続き、ご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人東京都測量設計業協会 会長 岩松俊男